中古車査定相場表

ホンダを代表するスポーツカー

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腕のふるいがいがある操って楽しいクルマがホンダのスポーツカーの真髄だ。

 

シビックのスポーツバージョンである。

 

手の込んだチューンを施して、排気量は2リットルながら215馬力を絞り出すK20A型エンジンを載せている。

 

外観はただのシビックだが、エンジンフードを開けると赤く塗装されたエンジンヘッドでそれとわかる。

 

ホンダはこの特別なシビックに赤いRのバッジを与え、タイプRと呼ぶ。

 

インテグラはシビックをベースに作られる2ドアクーペ。これにも同じエンジンを載せたタイプRがある。

 

昨今、日本では絶滅しかかっているパーソナル色の濃いボディ形式で、貴重な存在だ。

シビックはイギリスで生産されている

シビック・タイプRはUKホンダエ場で組まれるイギリス製だ。

 

日本ではハッチバックに人気がなく、ホンダは3ドアボディの日本生産をやめてしまった。

 

しかし、ハッチバック賞要の高いヨーロッパでは生産されており、そのボディを用いてタイプRを成立させている。

 

5ナンバーフルサイズだが、もともとスペースを重視したボディなので、スポーツカーとしてはボディがやたら大きすぎる。

 

スポーツカーとは身体に密着したセーターのようにタイトなものだが、タイプRはなにやらガランとした空間のなかに置き去りにされたようなのだ。

インテグラは国内専用モデル

インテグラ

 

その点、インテグラは5ナンバーサイズを超えながらも、ずっとタイトな感じがする。

 

これは2+2のクーベというボディ形式だからであろう。この2リットルエンジンはピョクアビブよろしく、際限なくよく回り、軽々と8000回転をオーバーする。

 

レヴリミットの8500回転で燃料カットが働き、エンジンを保護する。あまり気持ちよく回るのでついつい燃料カットが働くまでアクセルを踏み込みつづけてしまう。

 

トランスミッションはクロスレシオの6速マニュアルのみ。

 

気持ちよくスッスと決まり、必要もないのにシフトをしたくなる。

 

トルクが太くなるのは5000回転からにだが、この回転数を常時保ちながら走るのは、そう簡単なことではない。

 

回転を落とさぬようシフトを繰り返さなくてはならぬ。シフトをミスすると、たちまち回転が落ち、トルクが失われ失速する。

 

このクルマを速くは走らせるのは、ある程度、腕に覚えのあるドライバーだけである。

ライバルはランサーエボリューション

絶対的な速さからいえば、ランサー・エボリューションやインプレッサWRXのようなターボカーのほうがずっと上だ。

 

あちらはトルクバンドが広いから、3速あたりにぶち込んでおき、アクセルを踏み込めばグイグイ走る。下手なドライバーの乗るタイプRなどあっという間にぶち抜いてしまう。

 

それでもタイプRが魅力的なのは、腕をふるい、細いトルクバンドを有効に使って速く走らせる楽しさがあるからだ。

 

そいつはドライバーをスポーツしているという気にさせてくれる。鈍重なフェアレディなど足下にも及ばぬスポーティなクルマである。タイプRはスポーツ好きのドライバーにオススメだ。

国内の販売台数

しかし、まったくの不人気でほとんど売れていない。

 

この種のクルマはいまの若者にとって趣味の対象外らしい。

 

一度、こういうクルマに乗ればクルマの楽しさ、おもしろさがよくわかると思うのだが。

 

タイプRはいかにもエンジン命のホンダらしいクルマだ。同じタイブRなら私はインテグラのほうを選ぶ。

 

性能的にはほとんど変わらないが、空気を運んでいるようなボディのシビックより、インテグラのほうがずっとタイトかつパーソナルイメージが強いから。

シビックとインテグラの中古車査定相場

シビックとインテグラの中古車査定相場はやや下降傾向にあるものの、比較的高値を維持している。特に程度のいいタイプRはかなりの高額査定が期待できると言っても過言ではない。

 

タイプRはその希少性からも中古車市場では人気があり、プレミアが付いて売られている場合が多い。

 

そのため、走行距離が少なく、修復歴がないタイプRであれば、かなりのプラス査定が望めると思われる。