中古車査定相場表

いきなりですが、自己紹介をさせてください。

私は昔、自動車買取大手の買取店で中古車の査定士をしていました。
職歴は5年だったので、中古車査定業界では比較的ベテランでした。

 

しかし、仕事もハードでしたし、良心が許さないところもあり、今は金融関係の会社に転職しています。

 

当時、担当していた査定士とは、店舗に持ち込まれた中古車を査定したり、依頼のあったお客さんの自宅に行って、中古車の査定をする仕事です。
通常、1日で3件くらいの査定をしました。
1月から3月までの繁忙期には、1日8件〜10件の出張査定をこなしていました。

 

1回の中古車査定の所要時間は、おおよそ1時間です。
その前に準備があり、移動も後処理もありますので、かなりハードは勤務だとご理解いただけると思います。

 

 

その中で、いろいろなお客さんを見てきましたが、おそらく80%の人は中古車査定の相場を全く知らずに査定を受けていました。
中古車査定相場とは、つまり買取の「平均的価格」のこと。
中古車は、メーカーおよび車種、年式、グレード、走行距離などにより、おおよその買取価格が事前に決まっているのですが、このような相場を知らない80%の人は査定士にとっては「いいカモ」なのです。

 

愛車の相場を知りませんので、あることないことを言って、もっともらしい理由をつければ、いくらでも買い叩けます。
ひどい場合は、300万円以上の価値のある輸入車を、驚くほどの査定価格で買ったこともあります(具体的な金額はあえて書きません・・・笑)。

 

その方は比較的高齢のご婦人でした。
買ったばかりの高級車でしたが、「もう乗らなくなった」と言って売りに来ました。
当然、中古車買取相場を調べていません。

 

 

これは完全な「カモ」。

上司も「買い叩け!!」とノリノリです。
その期待に応え、見事にボッタクったのです。

 

それでも相手は「ふうん、そんなもんか」と納得をして、何の疑いもなく愛車を手放していきました。
こちらは大儲けです。
そんな時、「その利益、本当はあなたのものなんですよ」と腹のなかで笑っていました。

 

 

 

ずいぶんヒドいことをしたなぁと今では反省しています。
当然、贖罪意識もあるので、このサイトを見ていただいた方々には絶対に損をしない愛車の手放し方をお教えしたいと思います。
これさえ実施してくれれば、間違いなく相当額の上積みが約束できます。

 

皆さんがこのノウハウを使って少しでも儲けてくだされば、私の罪の意識も少しは和らぎます。
是非、参考にしてください。

 

一番のカモ:直接、買取店に持ち込む客

一番おいしいのは、「自動車買取業者に直接持ち込む客」です。

 

前述のご婦人のように「もう車は持たないので売ります」といって直接来店する客はまず相場を知りません。
「なんとなく車を売ろう」「少しでも現金が手に入ればいいや」という人が実に多い。
また、直接持ち込む場合は、かなりの高確率で売るという意思表示です。
つまり、売る気マンマンなのです。

 

果たしてそんな客に高額な金額を提示する必要があるでしょうか?
中古車査定相場も知らず、売る気で来店してくる人は、金額ではなく「面倒くさくない」「すぐに現金になればいい」という考えの人ばかり。
数万円の差なんて、そもそも気にしないのです。

 

そう、「ボッタクってもいいカモ」なのです。

 

私が持ち込み客の査定をする場合、まず「ディーラーの下取り査定を受けているか?」を確認しました。
受けていなければ、まったく比較基準がないので、「買い叩いても大丈夫」と判断したものです。

 

また、「他の買取店で査定を受けているか?」も確認しましたが、私が勤務していた地域には他に買取店がなかったので、相見積もりを取られていることは皆無でした。
要するに、ディーラー下取り以外、ライバルがいない状態だったのです。

 

まさに、ボッタクり天国だったのです。

 

もし、あなたが直接、自動車買取業者に持ち込み、中古車査定を受けようとしていたなら、それは絶対にNGです。
そんなことをしては、大切にしてきた愛車をドブに捨てるようなものです。
みすみすボッタクられるようなことはしないでください。
後悔してからでは遅いのです。
絶対に自動車買取業者に直接持ち込むはやめてください。

 

次のカモ:ディーラー下取りと比較する客

次のカモはディーラーの下取りと比較する客です。

 

直接持ち込む客に比べ、一応比較はありますが、ディーラーが提示している下取り額は本当に安いので、ハッキリ言って、買取店なら余裕で勝てます。
実質はライバルにならないと言ってもいいでしょう。

 

ディーラーは、新車の値引きを多くするように見せかけ、本当は下取りの金額を安くしています。
多くの人は「新車の値引きが多かった」と喜んでしまい、下取りで調整されていることに気づきません。

 

そもそも、新車を買いに来てる客なので、あまり浮気はしません。
そうなれば「多少無理をしても大丈夫」とディーラーの営業マンは判断します。
つまり、「この客は逃げない」と思われれば、交渉で不利になってしまうのです。
ディーラーの狡猾なテクニックに騙されている人が本当に多いのです。

 

なので、ディーラーの下取り額を提示してきても、殆ど脅威にはなりませんでした。
ディーラーの下取り額なら、ライバルがいないのと同じです。

 

つまり、ここでもボッタクりが可能。
買取店のペースで交渉ができるわけです。

 

手放す側から見れば、それくらいディーラーの下取りは損をするのです。
ディーラーは買取店以上に悪どい商売。
ディーラー営業マンのノルマは凄まじく、まさにブラック企業。
早朝から深夜までの激務でも達成できないくらい過酷なノルマが課されます。

 

なので、ディーラー営業マンは、ノルマを達成したいばかりに客の利益を奪うのです。
値引きを多く見せかけて新車購入のハンコを押させるが、実は下取りで大幅にボッタクる。
私なら100万円で買い取っていた車を平気で60万円にしていました。

 

40万円もボッタクるって、ちょっと異常。
こんなことを恒常的にやっているのです。

 

買取業者とディーラーの買取(下取り)価格は、それくらいの差があるということを覚えておいてください。
つまり、ディーラー下取りは一番損をするパターン。
間違ってもディーラーの下取りにだけは出さないでください。

 

大切なことなので、もう一度言います。
中古車査定で、ディーラー下取りは一番損をするパターンです。
絶対にディーラー下取りに出さないでください。

 

一番手強いのは「車買取一括査定サイト」を使う客

ここまで読んでいただければ、もうおわかりかもしれません。
買取業者への持ち込み、ディーラー下取りに関わらず、結局は競争相手が必要になるのです。
簡単に売る意思を示してくる客に、査定士は絶対に高額な金額を提示しません。

 

 

では、高額な金額を提示せざるを得ない状況とはどんなものでしょうか?

 

それはズバリ、「天秤にかけられているとき」です。
言い換えれば「ライバルがいるとき」といってもいいでしょう。

 

査定を依頼してきた客が「前の買取業者の買取価格の方が高かったなぁ」と言ってきた場合、私は「絶対に負けられない」と思ったものです。
「その業者は、いくらでしたか?」と聞き、その金額に3万円〜5万円を上乗せして対抗しました。
これは査定士の本能かもしれません。

 

つまり、買取業者間の競争を促されれば、査定士は勝負せざるを得なくなり、いつもよりも高額査定してしまうのです。

 

この心理を巧みに使う方法があります。
中古車一括査定サイト」の活用です。

 

中古車一括査定サイトとは、全国の車買取業者を束ねているサイトで、ここに査定依頼をすると、その情報が近隣の買取業者に拡散されるのです。
そして「査定をしたい」と思った買取業者から直接連絡があるという仕組みになっています。

 

中古車一括査定サイトを使えば、一度に複数社から査定を受けられます。
当然、競争が起こりますから、査定額は嫌でも上積みされます。

 

一般にディーラー下取りから、少なくても10万円、多い場合は100万円近くが上積みされると言われています。

 

私が査定員をしていた時、この中古車一括査定サイトからのお客さんが一番の難敵でした。
中古車一括査定サイト使う人は、いろいろな買取業者と接触します。
その過程で中古車買取に関する情報を得てしまうので、簡単には騙せないのです。

 

また、安い金額を提示してしまえば、他の業者に買い取られてしまうので、こちらも最初から勝負に出るしかありませんでした。

 

中古車買取の査定士には買取のノルマがあります。
ノルマのキツい月は、どうしても契約が欲しい。
また、「他社に取られたくない!!」という思いから、赤字ギリギリの金額を提示したこともありました。

 

とにかく、ライバルがいると、足元を見ることができなくなります。
つまり、ボッタクる環境ではなくなるということ。
そのライバルが自動で作られてしまう「中古車一括査定サイト」は、本当に査定士泣かせの仕組みだと思ったものです。

 

しかも、売る側の利用料は完全無料。
査定依頼料やサイト登録料が発生すれば、利用者も制限されるのですが、まったくの無料なのでリスクなく査定依頼ができてしまう。
このハードルの低さも査定士にとっては不利でした。

 

買取業者に不利な仕組みということは、「売る側に有利」ということです。
もしあなたが、高額買取を実現したいのなら、絶対に「中古車一括査定サイト」を使ってください。
買取のプロが嫌がることをするのが、あなたの満足につながる一番の近道です。

 

 

なお、プロが見て最も優れていると思う、中古車一括査定サイトは以下の4サイトです。
4サイトのうち、できれば2つを使ってください。

 

 

 

1位

ズバット車買取比較

ズバット車買取比較

ズバット車買取比較は、近年最も支持を得ている中古車一括査定サイトでしょう。業界大手である「ガリバー」「カーセブン」「ラビット」「アップル」などを含めた200社弱の車買取業者の中から最大10社まで車を無料で一括査定してもらうことができます。とりわけ業界最大手であるガリバーが唯一している数少ないサイトであることが最大の魅力です。車買取市場におけるガリバーの資金力と販売網は圧倒的で、他の買取業者を上回る金額を出せるのはガリバーだけではないかと言われています。「最高値が知りたければガリバーの査定を受ける」というのが半ば常識。ガリバーの査定を受けるという意味だけでも絶対に使って欲しいサイトです。

2位

カーセンサー

東証一部上場企業であり、優良企業の代名詞でもあるリクルートが運営する中古車一括査定サイトです。元々は雑誌として広く人気を博していましたが、その実績はそのままにWEB展開したのがWEB版のカーセンサーです。古くから付き合いのある優良な中古車買取店が登録しているので、安心して査定が受けられます。またサイトの作りも秀逸で、買取業者を選択できることができる唯一のサイトです。こういう細かい配慮がある点でも評価されています。さらに、登録後の電話を拒否し、メールでの連絡をリクエストすることもできます。常にユーザー目線でサイトを作っているので、とても人気があります。登録して絶対に損はないサイトです。

3位

カービュー

一括査定サイトの中では業歴が古く、カーセンサーと並んで買取数の実績NO.1の老舗サイトです。登録業者さんの数が多いのが最大の魅力で、特に地域で展開しているような中小規模の実績店が多い点に特徴があります。他のサイトからは来ないような店舗が含まれていることが多いので、ある意味で独特なポジションにある中古車一括査定サイトと言えるでしょう。改造車や年式が古めの旧車などで他の中古車一括査定サイトでイマイチの評価だった場合、カービューを使ってみると意外な高額を提示してもらえるかもしれません。変化球的に使うサイトとして最適と言えるでしょう。

4位

楽天オート

あの楽天が提供している中古車一括査定サイトです。後発ですが、最近は人気が高まっているようです。その最大の理由はやはり楽天ポイントが3000ポイント付与されること。これは単純に査定額が3000円高いということになるので少しですがお得感があります。また、ショッピングモールで得たノウハウを車買取にも活かしているので、利用者の「これがあったらいいのに」を先取りしてくれているという印象があります。ネットビジネス業界の雄として、圧倒的な資金力を背景に市場を席巻してきています。今、最も高値で買い取ってくれるのは楽天オートと言っても過言ではないかもしれません。

 

【中古車一括査定サイトのメリットとデメリット】

メリット 同時に複数の中古車買取業者の査定が受けられることにより、中古車買取業者間の競争が発生し、高額買取の確率が上がる。
デメリット 複数の中古車買取業者から、一気に沢山電話が掛かってくるので、電話対応と調整が大変(でも、それが数十万の上積みになるので我慢です)

 

中古車査定のポイント

中古車査定参考情報

実際、査定員はどこを見ているのでしょうか。

実は手順が決まっています。

 

中古車を査定する際には、各社が専用のチェックシートを用意しています。
細かい違いはありますが、基本的にはほぼ同じ。
おおよそ8段階で状態を評価していきます。

 

細部に主観が入ることはありますが、経験を積めば、大体正確な査定金額を出せるようになります。

 

基本項目

最初にチェックするのは当然基本的な項目です。
まずは、メーカー、車種、年式、グレードなどを確認し、市場における買取額のベースを計算します。
長く査定をやっていると、ひと目でベース金額が頭の中に浮かぶようになってきます。

 

買い取った車は、中古車オークションに出品します。
買取業者は、買い取った車をオークションで転売し、利益を出すビジネスモデルなのです。
なので、当然ですが、オークションで売れるであろう金額より、安く買い取らなければいけません。
そうしなければ、買取業者の利益はでませんから。

 

そのために、まずはベースとなる金額をザックリと算出するのです。

 

その上で、ナンバーや車体番号を確認し、本当に登録されている車かをチェックします。
極々稀に盗難車があり、不正に利益を得ようとする輩がいますので、この確認は重要なのです。

 

そして、走行距離やボディーカラーなど、個別の条件でベース金額からの増減をはかります。

 

この基本項目を見ていく際、意外と重要なのが、整備記録簿とスペアキーです。
特に定期的な整備をしていた実績が整備記録簿に記載されていたい場合はかなりの好印象。
オークションで売る際にも高く売れる要素になります。

 

また、事故歴も超大切。
修復歴の有無で買取金額が数百万円も変わってくることさえあるのです。

 

とにかく「どれだけ丁寧に扱ってきたのか」や「整備手帳を見せて定期的に整備していることを証明する」とプラス査定。
もちろん「事故歴と修復歴ゼロ」も立派なアピールポイントです。

 

さらに上級者は「完全禁煙」をアピールしてきました。
確かに、中古車市場での需要は高いので、こちらも高額買取の理由になります。
もし、あなたが非喫煙者なら、この点を前面に出してもいいかもしれません。

 

外装

私は、この外装のレベルをとても重要視していました。
なぜなら、オークションでは真っ先に目が行くのは「外観」だからです。
外装がキレイかどうかは査定金額に影響してくるのです。

 

ボディのヘコミやキズはかなり細かくチェックします。
カギを差し損ねたときにできた、小さな引っかきキズなども細かくチェックされます。
オークションに出す前には、丁寧にワックスがけをしますが、その程度では消せない汚れがあれば、かなりのマイナス査定です。

 

その他、すべてのガラス類も丁寧に見ます。
特にフロントガラスは、オーナーでも気づいていない小さなキズがあることがあります。
この小さいキズが後日、大きなひび割れになるとことがありますので、絶対に見逃しません。

 

さらに、ヘットライトやテールランプ類の電球の切れ。
古い車の場合は、アンテナの破損なども重要な査定ポイント。

 

さらには、修復歴の有無です。
特に、ドアやボンネット、トランクなどの本体の根幹にかかわる部分の修理歴は重視します。

 

査定時に、査定員は必ず修復歴の有無を口頭で確認します。
そのとき、正直に事故歴を申告してくれればいいのですが、中には不利な情報を隠そうとする人がいます。
これが厄介なのです。

 

というのも、査定士は毎日相当数の査定を行います。
3月などの繁忙期には1日で10台も査定する日がありますので、そうなると細かくは見きれない。
したがって、チェック項目が書かれた書類に従い、事務的に査定をしていくのですが、それゆえにプロでも見落とすということもあります。
つまり、「修理歴を隠し通せる可能性がある」ということなんです。

 

しかし、買い取られた車は、その後により厳しい目を持った複数人の査定員によって再度のチェックを受けますので、ここでは確実にバレるのです。

 

そうなると大変。
「ウソの申告により損害を被った」ということになりますので、支払った代金の返還を求めることになります。
査定士からの「修理歴はありますか?」の質問にウソをついた側に責任があるため、返金要求には絶対に応じなければいけません。
こういうトラブルがたまにあります。
絶対に虚偽の申告はしない。
是非、注意してください。

 

内装

軽視されがちですが、査定員が目を光らせているのが「内装」です。
「どうせ適当に見るだけだろう」と思っていたとすれば危険です。
内装への配慮が足りないばかりに、大幅に査定金額を落とすケースがありますので、気をつけてください。

 

まずシートです。
特にドライバーズシートのヘタり具合はよくチェックします。
さらに、よくあるのがタバコの火によるシートの穴あき。
これは修復が難しいので、小さな穴でも大幅なマイナス査定になります。

 

次にフロアマット。
実は何年も掃除していないという方が本当に多い。
それが車内のニオイの原因になっていることもあるので注意が必要です。

 

これ以外には、メーター、オーディオ、ナビの稼動状態です。
酷い場合にはメーターが動かないということがあります。
これでは印象は最悪です。

 

後は、全体的な室内の状態でしょうか。
タバコやペットのニオイも購入希望者に嫌われるケースが多く、マイナス査定となりがちです。
できれば査定の1週間前からマメに空気の入れ替えをし、消臭剤と芳香剤を使い、気になるニオイを消す工夫をしてください。
これだけで査定額がかわってきますよ。

 

エンジンと足回り

最後に機械的な面を見ます。
主に「エンジン」と「足回り」です。

 

まずはエンジンを始動させてみます。
スムーズに始動でき、異音がなければOK。
後は少しアクセルを踏み込んでみます。
スムーズに吹け上がれば、特に問題はありません。

 

査定を受ける人の中には、「もう車に乗らないので売る」という方がいます。
そういう人は大抵、今の時点であまり車に乗っていませんので、いざエンジンをかけようと思うとセルが回らないということがあります。
特に冬場に多いのですが、完全にバッテリーが上がってしまっているのです。

 

そうなると悪い査定にせざるを得ません。
このケースは本当に多いので、注意してください。

 

そして、エンジンルームを見ます。
特にエンジンを降ろしていないかをチェックします。
エンジンを載せ換えた形跡があるということは、事故の可能性がありますので、この点は入念に確認していました。

 

後は、サスとマフラーでしょうか。
走り屋系の方は、サスとマフラーを改造している場合が多いのですが、これはマイナス査定になります。
皆さん、「すごいお金をかけたんです」と言ってきますが、それは評価されません。

 

純正品を持っていればまだいいのですが、それすらないと場合によっては買取を拒否することもありました。

 

あなた好みに改造した車を欲しがる人は案外少ないのです。
この点を理解した上で一括査定を受けてください。

 

 

 

中古車査定のポイントを一覧表にしてみました

 

基本項目

■メーカー
■車種
■年式
■グレード
■走行距離
■ボディカラー
■車検証(ナンバープレートとの齟齬確認)
■車台番号
■整備記録簿(ディーラーの整備はプラス査定)
■取扱説明書などの書類
■車検の残期間
■カギ(スペアキー)やキーレスなどの有無
■純正部品の有無
■事故(修復歴)の有無
■オーナー数(ワンオーナーならプラス査定)

外装

■ボディ全体
 ・塗装劣化
 ・汚れ
 ・キズ
 ・ヘコミ
 ・修復歴
 ・改造の有無(外部のエアロパーツはマイナス査定)
■すべてのガラス面
 ・ひび割れやカケはないか
 ・サンルーフ、ムーンルーフの動作確認
■ヘッドライトおよびテールランプ

内装

■室内の汚れ
 ・喫煙/禁煙(近年は完全禁煙者が人気)
 ・ペットの乗車状態(大型犬を乗せているとマイナス査定)
■本革シートの有無
■ドア、ウインドウの動作確認
■シートの状態(劣化やタバコの焦げ跡チェック)
■オーディオ類とスピーカーの動作状態
■カーナビ(テレビ)の動作状態
■ハンドルやメーター類
■トランクスペース(ここにサビが発生していることが多い)
■スペアのタイヤの有無
■付属の装備品

エンジン

■エンジンの状態(実際に始動します)
■バッテリーの状態(特に冬場のバッテリー上がりをチェック)
■エンジンオイルの状態
■修復歴の確認
■改造の有無

足回り、アンダーボディ

■タイヤやホイールの状態(タイヤの山)
■車高(サスやショックの改造状態)
■タイヤハウスの状態(サビの有無確認)
■マフラー(車検対応外のマフラーはマイナス査定)

 

このような査定の所要時間は、おおよそ30分です。
30分ってあっという間に思うかもしれませんが、結構細かいところまでチェックできるんです。
意外にあら捜しをされているので、なかなか誤魔化しはきかないと思います。

 

その後、ザックリとした査定額を算出し、それを本部に送ります。
(スマホやタブレットで本部と通信ができる環境が整備されています)

 

本部から最終となるベース価格が返信されてくるまで、およそ5〜10分。
その金額を参考にオーナーさんとの金額交渉に10〜20分。

 

ということで、査定全体で45分〜60分です。

中古車査定で有利になるボディーカラー

中古車一括査定を受ける際、気になるのはやっぱり買取価格でしょう。

 

基本的には、年式(登録後の経過年月)、走行距離、外装および内装の程度、オプションの有無などで査定されますが、もうひとつ、とても重要なのが「ボディーカラー」です。

 

当たり前ですが、ボディーカラーは買取価格に影響してきます。
それは、買い取った車を中古車市場に出す際、そこでの人気に違いがあるから。

 

中古車市場で人気のあるボディーカラーは、無難とも言える「白(パールホワイト)」と「黒」です。
その次は近年、世界的にその価値が見直されてきている「シルバー」です。
いずれも「車の色で失敗したくない」「長く乗っても飽きのこない無難な色」「汚れが目立ちにくい」と考える日本人らしい選択と言えるかもしれません。

 

このように中古車市場で人気のあるボディーカラーの車は、平均的な価格よりも高額で売れるのです。

高く売れるのであれば、当然、買い取りだって高額になる。
これは当たり前の理屈ですね。
私が査定員をやっていた頃は、白と黒であれば、プラス10万円の査定をしたこともありました。
特に限定色だった場合などであれば、もっと大幅なプラス査定をしたものです。

 

なので、あなたの愛車が人気色だった場合、買取価格上積みの交渉材料として使えるでしょう。
特に高級車の場合の黒などは、より強気に出てもOK。
10万円以上のプラス査定が期待できると思います。

 

 

一方、不人気の色はどうでしょうか。
これは人気色と逆の発想です。

 

目立ちすぎる「レッド」は代表格。
バブル絶頂のスポーツカー全盛期であれば、赤のボディーカラーも人気がありましたが、セダンが復権し、ミニバンやSUVが売れ筋の今の時代、やはり赤は不人気色になってしまいました。
フェラーリ以外ではマイナス査定になるかもしれません。

 

その他、 グリーン、ブルー、イエロー、ゴールドもイマイチ。
但し、スズキのハスラーなど、軽自動車を中心にちょっと派手な色も支持を集めているようなので、今後は状況が変わってくるかもしれません。

 

 

汚れが目立ちにくいボディカラーは?

 

中古車市場で白や黒が人気の理由のひとつは「汚れが目立たない」という点。
車のデザインとの親和性や高級感などもボディーカラーに左右されますが、見た目以上に「汚れが目立ちにくい色」と言う基準でボディカラーを選択する人も多いようです。

 

しかし、実は白も黒も意外と汚れは目立ちます。

汚れが一番目立たないのは、シルバーなのです。

 

白は、雨だれが目立ち、放置したままだと跡が消えなくなります。
また、直射日光の影響と経年劣化で色がくすんで見えるようになるのです。
一方、黒は小さな傷が目立ちますし、ホコリが付着すると全体的に白っぽくなり、黒特有の精悍さがなくなります。

 

なので、白と黒はキレイな状態を維持するのが大変。
マメに洗車ができる環境にあればいいのですが、メンテナンスを怠っていると、黒でも白でもどちらでも汚れは目立ってしまいます。

 

当然、人気色の白と黒であってもメンテナンスを怠り、塗装が傷んでいると査定金額は下がります。
人気色であることにあぐらをかいていると痛い目に合いますので、ご注意ください。

 

 

 

パール系の色はどうか?

 

パールホワイトやブラックパールなど、パールの粒子がカラーに溶け込んでいるボディーカラーはどうでしょうか?
基本的に汚れも目立ちにくいし、傷も付きにくいと言われていて人気があります。
色によっては、確かに傷がつきにくくて汚れにくいというのは事実だと思います。
基本的に通常のブラックやホワイトと比べてパール系のカラーは汚れは目立ちにくいと言えるかもしれません。
パール系は、塗装が何層にもなっているので、光の加減で光って見えます。
それが影響しているのかもしれません。

 

しかし、デメリットもあります。
パール系のボディーカラー、通常色と違い、特殊な塗装のため、補修をすることになると通常の色の車よりも余計に塗装代がかかると言われています。
パール系は若干維持費が高いので、中古車市場でも人気が二分します。

 

それを査定員がどう解釈するかによって、買取価格が決まってくると思います。
私が査定員をやっていた頃は、パール系は人気があったので、プラス査定をしていましたが、そう判断しない査定員だと普通の色と同じという判断をするかもしれません。
このあたりは査定員の個人差が出てくるでしょう。

中古車一括査定のデメリット

中古車一括査定のメリットは沢山ありますが、一言で言えば、「車のオーナー」「中古車一括査定サイト」「買取業者」の3者すべてにメリットがあるということ。
それだけに、中古車一括査定サイトや買取業者が繁盛しているのです。
非常に秀逸なビジネスモデルであるだけに、この業界は今後も益々発展していくと言われています。

 

しかし、一方でデメリットもあるという指摘があります。
それは、中古車一括査定サイト登録後に電話がかかってくるということ。

 

我々のような査定員は、単純に査定をするだけなので、このような電話をかけることはありませんでした。

 

これを担当しているのは、専用のコールセンターです。

大手の買取業者は、電話をかける専用の人材を用意しているのです。

 

そして、一括査定に申し込みがあった瞬間、すぐに電話をかけさせる。
これはもう時間との勝負。
1秒でも遅れたら、ライバルの買取業者に先を越されます。
場合によっては、査定に参加できなくなるかもしれない。
この電話が買取業者の生命線なのです。

 

 

 

しかし、一括査定を申し込んだ方にとっては、やや迷惑な話。
ネットから申し込んだ瞬間、電話が鳴るのです。

 

自宅にいればまだいいですが、職場かもしれませんし、スマホ経由で申し込んだ場合、電車の中かもしれません。
電話は相手の状況が見えないので、やや乱暴なやり方だなぁと、査定員をやっている頃は考えていました。

 

しかも、しゃべている間にもバンバンキャッチホンが入ります。
なにか獲物にたかるハイエナのようなイメージです。
これでは一括査定と買取に対するイメージが悪化してしまいますよね。

 

 

ちなみに、電話をかける人材には車の教育がしっかりされています。
ド素人が電話をしている訳ではありません。
電話で話す内容は「車を実際に見せてください」という単純なものですが、そこで買取に対する質問があったり、個別車種への問い合わせがあった場合でも正確な答えが出せるように十分な教育をしているのです。

 

そして、日時を決めて出張査定に行かせてもらうアポイントを入れます。
相手が迷惑そうでなければ、他の買取業者とのアポ状況を確認します。
ライバルの有無は買取金額に直結しますので、この点は要確認ポイントなのです。

 

そして、この情報が各店舗の査定員に流れてきます。
これを受け取った我々のような査定員が約束の日時に査定に行くという流れなのです。

 

でも、この電話、最近は見直されているようです。
というのも、業界全体に対し、消費者庁の指導があったとか。
売るかどうか、自分でも半信半疑の状態で、無理矢理査定のアポを入れられそうになったら嫌ですよね。

 

そんなクレームが多かったようで、もう少し利用者側の立場に立った運用をしようという合意がされたとのこと。
今後は一括査定最大のデメリットである「電話」が改善されると思われます。

 

 

その先駆けとして、リクルートが運営する「カーセンサー」がメールでの返信サービスを導入したようです。
やり方は至って簡単。
【任意項目】の【連絡可能時間帯】の欄に「メールのみで連絡希望」と記入すれば、メールでの返信をしてくれるとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで電話の煩わしさから開放されます。
もうすぐ車一括査定の唯一のデメリットがなくなりますので、一括査定サイトと買取を使わない理由が消滅すると言ってもいいでしょう。

中古車を売却する際の必要書類

無事に査定が終了し、私が最も高額な査定額を提示。
とても喜んでいただき、愛車を売っていただくこととになりました。

 

でも・・・
その段階になって「あれっ」ってことがよくありました。

 

そう、必要な書類がないのです!!

 

愛車の買い取りは重要な商取引なので、契約に必要な書類がないと後々揉める原因になりますし、かなり問題なのです。
必要書類一式が揃うまで待つことになり、すぐに買い取ることができず、ヤキモキした経験がありました。

 

査定士が提示する査定額はそのときだけの金額である場合が多い。
「自分のノルマが達成できない」「お店全体のノルマが達成できない」など、いろいろな事情がからみ、そのときだからこそ上司や本部から許可された金額だったりするのです。

 

また、月が変われば自賠責保険の残り月が消化されますし、自動車の価値もマイナス方向に変化します。
そうなれば、新たな査定が必要になります。
買取業者も損はしたくありませんので、当然、適正な査定をやり直します。

 

必要書類がないばっかりに、せっかくの売りどきを逃してはもったいない。
査定士としても、お互いに納得して出した査定額を取り消したくはありません。
首尾よく取り引きを成立させるためにも、事前に必要書類を確認しておきましょう。

 

 

以下は必ず用意する書類です。
これがないと買い取りができません。
お手元にない場合は、再発行が可能です。

 

自動車検査証

一般的に車検証と呼ばれる書類です。

自動車を運転する場合、携行が義務付けられているので、通常は車内にあるはずです。

普通、助手席前のグローブボックスの中に入っているでしょう。
尚、自動車検査証が手元にあったとしても、まずは記載されている現住所と氏名をご確認してください。
もし、自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、住民票や戸籍の附票または住民票の除票、戸籍謄本などが必要になります。

 

自賠責保険証明書

自賠責保険は、新車時、または中古車購入時に全員が加入していますので、通常は車検証と一緒に保管されているはずです。

 

自動車納税証明書

査定時に有効な自動車税証明書が必要になります。

よく前年分の自動車税証明書を保管されている方がいますので、必ず有効期限をご確認ください。

 

印鑑登録証明書

通常は、発行後3ヶ月以内の印鑑登録証明書が2通必要になります。
ただ、買取業者内の社内ルールで「1ヶ月以内の発行」を条件としているところがありますので、この点は注意してください。
印鑑登録証明書は、最寄りの自治体窓口に行けば、即日発行です。

査定前に取得しておくとよいでしょう。
さらに、自動車検査証と同一の住所、氏名になっていることが必須条件です。
この項目を必ず確認しておいてください。

 

実印

愛車を購入した際にも必要だったはずです。
銀行口座を作る際などにも必要となる公式な印鑑です。
当然、認印や拇印では代用できません。
必ず実印を用意してください。

 

振り込み口座

買い取りの代金を振り込むための口座を把握する必要があるので、振り込み口座がわかるメモなどを提出すればOKです。
銀行名、支店名、口座番号、口座種類、口座名義を書き写しておくか、後日、メールで報告してください。

 

リサイクル券

預託済みの場合のみ必要になります。

 

 

自動車検査証、自賠責保険証明書、自動車納税証明書は再発行が可能です。
前述の通り、これらの書類は携行が義務付けられています。
紛失したままの状態では、愛車を運転することができません。
査定および買取に関係なく、すぐに再発行の手続きをお勧めします。

 

 

その他、査定する側である買取業者が作成し、売る側の方が署名捺印する書類です。
この書類への記入で、買取業者への譲渡の正式合意になりますので、慎重に判断してください。
■譲渡証明書
■委任状

 

 

さらに確認いただきたいのは、新車時に付いていた付属品です。

 

■整備手帳

■取り扱い説明書

■スペアキー

■取り外した純正品

 

一般的にはお手元にあると思います。
多くはグローブボックス内に入っていると思われます。

ない場合は家の中などを探してみてください。

 

保険の手続きはどうすればいいのか?

自賠責保険

 

中古車査定により愛車を手放す場合、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の料金が返金されるとお考えください。

 

自賠責保険は、登録(車検)とセットになっていて、その車について回るものと考ええばわかりやすいのではないでしょうか。
意識することは少ないはずですが、新車を買うときも、中古車を買うときも、車検を通すときも、必ず自賠責保険料を払っているのです。

 

つまり、愛車を売った場合でも、次の車検まではあなたが加入した自賠責保険は生き続けています。
但し、売った段階で月割の残金が元のオーナーに戻されます。
そして、中古車業者は次のオーナーに、残り月分のの自賠責保険の金額を含めて車を売るのです。

 

但し、還付には、自賠責保険の有効残期限が最低1ヶ月以上あることが条件になります。
自賠責保険は月単位での契約です。
よって、還付も有効期限が最低でも1ヶ月残っていることが必要になります。
日割り計算ではなく、あくまで月単位での計算になりますので、この点はご注意ください。

 

 

【還付先】
還付請求するのは、加入している保険会社であって、中古車買取業者ではありません。
つまり、中古車査定により、愛車を手放すだけで自動的に返金されるわけではないということです。
基本的には、愛車の売却後に加入している自賠責保険会社に対し、自分で解約および返戻金の申請を行わなければいけないのです。
しかし、多くの場合、中古車買取業者が必要な申請を代行してくれ、買取価格に上乗せしてくれます。
但し、基本的には自分で申請することが基本です。
中古車査定業者に対しても自分から確認してください。
曖昧なままで売ってしまうと、せっかくの還付を受けられなくなる可能性があります。

 

 

【還付金の起算日】
自賠責保険の還付金起算日は、抹消手続きを行った日からではなく、あくまで保険解約日の該当する月からの月割り計算です。
要は抹消手続き完了後、早ければ早いほど多くの還付金を受け取ることができるということです。
当然、月をまたぐと一ヶ月分が減額されてしまいます。
もし、中古車買取業者に手続きを代行っせる場合、起算日(月)と正確な返金額を確認しておいてください。

 

 

【必要書類】
一般的に必要な書類は以下の通りです。
尚、中古車買取業者が申請代行してくれる場合は、以下書類を用意する必要はありません。

 

軽自動車

 ・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)の原本
 ・軽自動車検査協会で発行される抹消手続きの証明書のコピー
  軽自動車の場合は「自動車検査証返納証明書」が必要です
 ・上記書類に記載されている所有者の認印
 ・返戻金の振込先となる金融機関口座の情報(買取価格に含まれる場合は除く)

 

乗用車

 ・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)の原本
 ・陸運支局で発行される抹消手続きの証明書のコピー
  乗用車の場合「一時抹消登録証明書(一時的に廃車する届出)」「登録事項証明書」(永久抹消登録)」が必要です
 ・上記書類に記載されている所有者の認印
 ・返戻金の振込先となる金融機関口座の情報(買取価格に含まれる場合は除く)

 

 

任意保険

自賠責保険は、誰もが絶対に入らなければいけない最低限の保険ですが、人身事故の場合など、自賠責保険だけでは補償が足りない場合があります。
具体的に自賠責保険は、人身事故の死亡の損害に対しては3000万円まで、傷害の損害に対しては120万円までが限度額となっています。
責任の比率にもよりますが、この補償額ではすべてを賄えない場合がありますので、そのときに備えておくための保険が「任意保険」です。
任意保険は「対人賠償」「対物賠償」「車両保険」などをカバーする任意に加入保険ですが、基本的には保険加入者が指定の車に対してかけるという形式になっています。

 

 

愛車の売却や買い替えの場合、任意保険はどうすればいいのでしょうか?

 

愛車の買い替えの場合は、新しい車の所有権が自分に移った時点で、保険対象となる車を変更すればいいだけです。
特に難しい作業ではなく、保険会社への電話1本で完了します。

 

但し、車両保険に入っている場合は注意が必要です。
車両本体価格などが大幅に変わる場合、多少の調整が必要になります。
これは補償金額が変わることで、保険料が変更になるので、保険会社に連絡して速やかに手続きをすることになります
保険の満期の前に新車へ乗り換えるときは保険料から差額を計算してもらって、残りの保険料の支払いを行うこともできます。
契約に不備がないよう、まずは保険会社に相談してみるとよいでしょう。

中古車一括査定で外せないポイント

中古車一括査定のまとめ

 

ディーラー下取りには要注意

 

中古車買取業者同士を競争させる

 

中古車一括査定サイトを使えば高額査定が見えてくる!

中古車査定FAQ

「査定だけでもOK」と言う中古車買取業者は信じて大丈夫ですか?

ハッキリ言います。
「査定だけでもOK」のはずありません。
民間の企業が1円にもならないことをするはずがないのです。

「査定だけでもいい」というのは、客を安心(油断)させるための方便で、実際に査定を受けさせ、あることないことを言って、結局買い叩かれてしまうのです。
前述の通り、高額買取を実現させたいのであれば、絶対に複数社が競い合う「中古車一括査定」です。
単独の査定など、金をドブに捨てるようなもの。
「査定だけでOK」などという甘い言葉に騙されないでください。

 

中古車一括査定に申し込むと電話がウザいと聞きますが・・・?

確かに、中古車一括査定に申し込むと確認およびアポイントの電話がかかってきます。
都市部など、買取業者が多い場所では、8社くらいから電話があるかもしれません。
しかも、インターネットから申し込んで30秒後に電話が鳴ったりします。
例えば、仕事の移動中の電車内で、スマホから申し込んだとします。
直後に電話が鳴るのです。当然出ることはできません。
正直、ちょっと迷惑ですよね・・・
でも、その電話対応や査定の立ち会いだけで数十万円が上乗せされると思えば、我慢できるのではないでしょうか。
中古車一括査定の申し込みは、自宅にいるときなど、すぐに電話に出られる状態のときにしてみてください。
尚、中古車一括査定の電話については、消費者庁に対し、利用者からのクレームが多いようで、国から中古車買取業者に対して指導が入っているようです。よって、中古車買取業者の団体であるJPUC加入業者であれば、21時〜早朝の8時の間は、電話NGになっていますので、これは徹底されると考えていいと思います。

 

どうやって査定を受けるのですか?

査定はすべて「出張査定」になります。
わざわざ、買取店に出向く必要はありません。
自宅や勤務先など、あなたにとって最も都合のいい場所を指定しておけば、そこまで出張してきてくれます。
あなたは愛車とそれに関連する書類(車検証や保険証書など)を用意しておくだけでOKです。

 

なぜ無料で査定が受けられるのですか?

「ズバット車買取」や「カーセンサー」などの中古車一括査定サイトは、いわゆる「マッチングサイト」です。
つまり、「車を売りたい人」と「車を買いたい人」をマッチングさせる機能を果たしています。

 

わかりやすく言うと、中古車一括査定サイトは、「車を売りたい人」を集めてあげる代わりに、「車を買いたい人」、すなわち、車買取業者からフィーをもらっているという構造なのです。
よって、査定の依頼がある度に、そこに登録している車買取業者から費用を徴収しています。
これで十分収益化できていますので、車を売りたい人からお金をもらう必要がないのです。

 

ただし、車買取業者は、査定の依頼がある度に、中古車一括査定サイトにお金を払っているので、必死になります。
査定をしたのに、車を買い取れなければ、なににもならないのです。
中古車一括査定サイトにお金を払っただけで、全くの赤字になってしまいます。
そのため、どうにかしてあなたの車を買い取りたいと頑張るのです。
つまり、高額買取されやすくなるということなのです。

 

あなたは1円もお金を払わず、買い取り価格が勝手に上がっていく構造なので、中古車一括査定サイトを使わない手はないのです。

 

査定に有利な時期はありますか?

中古車が最も売れる時期は「3月」です。
4月からの新生活に向けて、3月中に中古車を購入する人が多いのです。
つまり、中古車販売業者にとっては、3月がかき入れ時。
なんとしても、ここで利益を出したいと考えているのです。

 

そのためには、1月〜2月の間に、売れる中古車を仕入れておく必要があるのです。
そのため買い取り業者は、1月〜2月がもっとも買い取りに旺盛な時期となります。
特に人気の車種は、絶対に売れることがわかっているので、なんとしても仕入れておきたい。
そのためには、多少高額であっても無理して買い取る傾向があるのです。

 

と言うことで、1年間で最も査定に有利な時期は「1月〜2月」ということになります。
ただし、絶対にこの時期にはなければいけないわけではありません。
車検や新車買い替えなど、あなたにとって必要なタイミングで売っても構わないです。

 

大手中古車買取業者の悪い評判を聞きますが、大丈夫でしょうか?

インターネット内には中古車買取業者の悪い評判が書き込まれています。
特に大手の中にはかなり評判のよくない業者もいるようです。
確かに中古車買取業者は「なるべく安く買い叩きたい」との考えがあるのも事実でしょう。
このような考え方が透けて見えてしまうため、悪い印象を持たれてしまったのかもしれません。
しかし、これは極一部の事例だと考えてよいでしょう。
多くの中古車買取業者は、正当な査定をしてくれているはずです。
また、中古車一括査定を使えば、ライバルが増えますので、いっそうズルいことができなくなります。
中古車買取業者に騙されないためにも、中古車一括査定を使ってください。

 

どの中古車買取業者が一番高く買い取ってくれますか?

これは一概に言えません。
時期や各社の方針などによって買取金額は違ってくるのです。
要は「タイミング」です。
また、会社の規模が大きい方が高額で買い取ってくれると思われがちですが、これもそうとは言い切れないのです。
規模の小さな中古車買取業者の中には、「外国車専門買取」「軽自動車専門買取」や車種を限定して買い取る業者などがいます。
そのような中古車買取業者は、ターゲットを絞っている分、大手より高値で買い取ってくれることが多いのです。
知名度はないかもしれませんが、実はそういう小さな業者としっかり交渉することが、高額買取の秘訣だったりするのです。

 

査定額をアップさせるポイントは?

一般的には、新車の時にしか付けられないオプションが付いている車は査定額がアップする傾向にあります。
例えば、本革シートやサンルーフなどです。
特に高級車の場合、これらのオプションがとても重要になります。
それは、中古車として買われる場合、これらのオプションを必須条件にする人が多いからです。
もし、あなたの愛車に本革シートやサンルーフが付いていれば、それを理由に査定額の上積みを交渉してみてください。
特に高級車の場合、かなりの確率で査定額アップが期待できます。

 

中古車査定相場を調べる方法はありますか?

最近はインターネットで簡単に中古車査定相場を調べることができます。
また、中古車査定の口コミなども調べることができるので、中古車一括査定を受ける前に、これらの情報を入手しておき、十分な理論武装をしておきましょう。
愛車の中古車査定相場を把握しておけば、中古車買取業者の交渉術に対抗できると思います。
最近はメーカーも中古車査定相場を公表しているので、それが一番参考になると思います。
トヨタが提供する中古車査定相場
日産が提供する中古車査定相場
また、中古車一括査定サイトの「カービュー」が中古車査定相場と車好きの口コミを提供しています。
このあたりの参考にすると、中古車買取業者との交渉を有利に運べると思います。

 

ペットを乗せていたので、車内が臭いのですが・・・

車内のニオイは非常に重要です。
ペットの臭いやタバコの臭いは査定ポイントの1つになります。
査定を受ける際、なるべく車内の気になる臭いを消しておきましょう。
タバコの吸い殻などは溜めておかないようにしてください。
犬や猫の場合、車内に毛が付着していることがありますので、コロコロなどを使って、綺麗に掃除しておくと良いでしょう。
そして、車内の空気を循環させるように、数日間少しだけ窓を開けといてください。
さらに消臭剤と芳香剤を使って嫌な臭いを撃退してください。
これを1週間ぐらい前からしておけば、臭い対策には十分だと思います。
これで、臭いによる査定の減額はなくなるはずです。

 

一括査定を受けたら絶対に売らなければいけないのですか?

全くそんな事はありません。
査定を受けても売らなければいけないなどというルールはありません。
そもそも複数の中古車買取業者に査定をしてもらうわけですから、買い取れない会社が出てくるのは当たり前のことです。
中古車買取業者は、それを前提に中古車一括査定サイトに登録しているので、何も問題ありません。
売らなかったからといって、査定料を請求されることもありません。
どんな場合であっても、中古車査定は完全無料です。
あなたにリスクはありませんので、何も気にすることなく中古車一括査定サイトに登録してください。

 

ローンが残ってる場合は買い取ってもらえないのでしょうか?

まったく問題なく買い取ってもらえますので、心配いりません。
ローンが残っている状態は、車の所有権がローン会社にあることになりますので、査定後に中古車買取業者がローン会社に残債を一括で返済してくれるよう手続きしてくれます。
あなたはなにもする必要がありません。
細かいことは、中古車買取業者が手続きをしてくれますので、以下を参考にしてみてください。
ガリバーのローン返済サービス
アップルのローン返済サービス
カーチスのローン返済サービス
返済手続きをした結果、査定額が上回っていた場合、その金額があなたの口座に振り込まれます。
しかし、車の売却額よりもローンの残債額が多い場合は、その差額を一括で支払わなければいけないので、思わぬ出費・・・になるかもしれません。
この点はよく注意しておいてください。

 

もうすぐ車検ですが、車検前に査定を受けると不利ですか?

車検までの残り期間は、当然、査定額に影響してきます。
しかし、自分で車検を通した直後(車検2年付き)に売っても、あまり意味がありません。
つまり、車検費用分以上の上乗せは期待できないのです。
それなら、車検期間が少ない状態で売ってしまいましょう。
中古車査定業者は、自社で安く車検を通せますので、車検が切れていても、あまり関係がないのです。
要は自社で車検を通して、車検2年付きの中古車として、売ればいいだけなのです。
車検の有無は、査定に決定的な影響を与えるものではありませんので、あまり気にしなくて大丈夫です。

 

査定時間はどのくらいですか?

最初の挨拶から、確定金額が提示されるまでで、約45分〜60分です。
まずは、車検証や保険証書の書類確認をします。
そして、エンジンの状態確認:始動確認、異音確認です。
その後、外観の確認と内装の確認をした上で、トランク内のサビやタイヤの山などの細部をチェックします。
すべてをまとめた後、この内容を携帯端末で本部に送信すると、数分で本部がおおよその査定金額算出し、携帯端末に返信がきます。
それを以って、最終的な交渉をし、金額を決定させます。
最後に、売るか否かの判断をしてください。
査定をする上でやることはありません。
立ち会いながら、提示された金額で売るかどうかを判断するだけです。
難しいことはありません。女性ひとりでも対応できると思います。

 

走行距離が10万キロを超えている車は売れませんか?

一般的に「10年 10万キロ」が中古車買取の限界値と言われていますが、それは絶対ではありません。
最近の車は昔ほど壊れなくなっていますし、しっかりメンテナンスをしていれば、10万キロを超えていたとしても、まったく問題なく、買い取ってくれるはずです。
特に、絶版になっている人気車種の場合は、むしろ高額で買い取られる可能性が高いといえます。
具体的には、日産シルビア(180SX)、日産スカイラインGT-R、マツダRX-7、トヨタカローラレビン&トレノ(86)、ホンダNSXなどは程度がよければ、当時の新車並の価格になるかもしれません。
但し、修復歴があったり、塗装が劣化していたりする場合は、減額は必至なので、その点は覚悟をしておく必要があります。

 

マフラーなどを変えています。改造車は売れませんか?

中古車市場では、ノーマル車の需要の方が高いというのが現実です。
マフラー、サスペンション、スポイラーなどを変えていると、やや査定が不利になるのは否めないと思います。
また、オリジナルのペイントもマイナス査定になる傾向にあります。
しかし、ノーマルのパーツがあれば、問題ありません。
アルミホイールも然りです。
ノーマルのアルミホイールがあれば、それを一緒に査定に出してください。
そうすれば、マイナス査定になることはありません。
つまり、ノーマルに戻せる状態にあればOKなのです。
しかし、オールペンなど、もうノーマルに戻せない状態であれば、多少の減額は受け入れるしかないと思います。

絶対に使いたい中古車一括査定サイト

 

>>>ズバット車買取比較

 

 

>>>カーセンサー

 

 

>>>カービュー

 

 

 

ズバット車買取比較 カーセンサー カービュー
運営会社 ウェブクルー リクルートマーケティングパートナーズ カービュー
サービスイン 2003年 2000年 2000年
利用料 完全無料 完全無料 完全無料
登録買取業者数 約200社 約300社 約300社
最大査定依頼数 10社 30社 10社
対応地域 全国 全国 全国
入力項目数 1分 1分〜2分 1分〜2分
年間利用者数 約18万人 約15万人 約13万人
特徴 業界NO1の使いやすさで人気! カーセンサーの圧倒的なブランド力 意外な高額買取が期待できる